これから独立して働こうと考えているエンジニアは最初にどんな仕事を選んだら良いかで悩むでしょう。
始め良ければ終わり良しとはよく言うもので、最初に適性がある種類の仕事を選べるかはフリーランスを続けたいと思えるかどうかに大きな影響を及ぼします。

決めるときの着眼点の1つとして考慮しておきたいのが管理能力の有無です。
自分で仕事を管理しながら働くのがフリーランスエンジニアの常です。
フリーランスにとってタスク管理は非常に重要なことですが、もし苦手ならタスク管理の負担が少ない仕事を選ぶのも1つの手でしょう。
フリーランスにとってどれほどタスク管理が重要なのかはこちらをご参照ください→http://freelance-taskmanagement.com

フリーランスエンジニアが担える仕事は委託案件と請負案件に分類できます。
管理能力があまりない人や苦手意識のある人に向いているのは委託案件です。
基本的には企業に管理される立場で働けるのが特徴で、人によっては正社員として働いていたときと働き方があまり変わらないという印象を受けることもあります。
時間も業務内容も管理してもらえるので安心でしょう。

一方、管理が得意な人は請負案件を選ぶのが賢明です。
どれだけ働きたいかを考え、時間やエネルギーを無駄なく使って最大限に仕事に従事できるでしょう。
請負案件は複数の案件を請け負うことも簡単なので、自分の能力や余力に応じて好きなだけ働くことが可能です。
管理能力が十分にある人なら、委託案件も請負案件も手に入れてうまく時間的なすり合わせをしながら働くこともできるでしょう。